箸は正しく使う
和食の基本は、まずは箸の使い方から始まります。
正しい持ち方を知っておくことで、自然と美しい箸の使い方がマスターでき、それだけで美しい振る舞いに見えます。
正しい箸の使い方を意識して食べることを続ければ、食事自体も食べやすくなっていき、さらにおいしい食事ができるようになります。
箸の種類
本質的には、個人で使うものと料理を取り分ける箸を使い分けるのがマナーとなっています。
個人用のものを手元箸、取り分け用を取り箸といいます。
正しい箸の持ち方
箸を持つときには、親指、人さし指、中指で持ちます。
そして薬指で支えます。
持つ位置は、右側のおよそ三分の一位を持つと、きれいに見えます。
箸を使う場合は、薬指で支えて、親指、人差し指、中指を使って箸を開いたり閉じたりします。
この時、下の箸は動かさずに、上の箸だけを動かします。
だめな箸の使い方
箸を料理にさして食べる「刺し箸」、料理をどれにするか迷い、箸をそれぞれの料理に向かってふらふらと動かし迷う「迷い箸」、食器に箸を入れて、自分のほうに引く「寄せ箸」などが、良くない箸の使い方として知られています。
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